パン食い狂想曲 第22番1
ちょっくら「ドゥルルン」と、『パン屋』の冒険に行こうと思ってた訳じゃない。
実は『知人』を訪ねに行ったのだ。
おいちゃんの『マイカー』を買ったディーラーの社長なんだが、これがまた、『2.5枚目のいい男』(そっちのケはない)。
ウイットに富んだ会話をする人で、話しを聞いていて飽きない、見た目は『さわやか』、中身は『おっさん』な人物。
久々に会って話しをしていたのだが、その流れで、『新車に試乗』させてもらうことに。
おいちゃんのマイカーより、一回り以上デカくて色々操作が違うので、ちょい不安だったが、なんとも安定感のある乗り心地&充実の装備。
「買わんけどね」と念を押し、いくらか尋ねたら、なんとおいちゃんのマイカーの約2倍!
それでも社長いわく、「この装備で、この値段なら、相当お安いよ」らしい。
まぁ、その辺の話は、お茶を濁しつつ、実のある話やら、ない話などを、取りとめもなく話し合った。
ふと気づくと、結構いい時間になっていたので、次の再開を約束しつつ帰路についた。
と、その途中、今まで気が付かなかった『パン屋』を発見。
急遽寄ることに。
こじんまりとした、割と新しい感じの店。
店内のパンのにおいが、おいちゃんたちの好きな感じのするにおい(期待が膨らむ)。
そして、昼は過ぎてたんだが、次から次へと客が入ってくる。
パンの種類はそこそこある。
1つ1つのパンは割と小さめだが、その分、値段を抑えてあるようだ。
いくつか購入し、レジに向かうと、店員さんの接客の良さが目を引いた。
まず、やわらかい笑顔と対応。
そして、おいちゃんたちが「ここ、南区だっけ? 緑区だっけ?」と2人で話し合ってると、「緑区ですよ。フフッ」っと、優しく教えてくれた。
おいちゃん、たぶんちょい強面。
そのおいちゃんに、こういう対応をしてくれる人は、まずいない。
「これは話しかけても大丈夫かも」と思い、副隊長と共に、いくつか質問。
その1つ1つに、丁寧かつ優しい笑顔で応じてくれた。
最後に、「ポイントカード作りましょうか?」と聞かれたのだが、たまたま偶然寄った場所で、パンが美味いかどうかも分からなかったので、「今度また、偶然寄れたら、その時に」と答えたら、笑顔で「それじゃ、見つけた時にお願いしますね。ウフフッ」との素晴らしい対応。
マニュアル通りで愛想がない接客が多い中(マニュアル通りですらない人や、あからさまな作り笑顔の人も)、こういう接客ができる店員さんは、おいちゃんも過去数人しか会ったことない。
まさに『グッジョブ』だ。
で、買ったパンはコレ。
接客が良かったから、パンを食べる時ドキドキ(いまいちだったらどうしよう)。
1つ目・・・美味い。
2つ目・・・・・うん、美味い。
結果、どれも美味かった。
味が濃すぎず、薄すぎず、でも生地の味は、しっかりしてる。
クロワッサンに、イチジクとクルミのパン、カレーパン(ウチと一緒で『焼きカレーパン』だった)・・・どれもバッチシだ。
ていうか、珍しいというか、偶然というか、おいちゃんたちの好き系の『素朴なパン(これで伝わるか微妙だが)』だった。
おいちゃんたちの大好きなパン屋2軒(この間、1軒見つけたから3軒か)に並ぶ『美味さ(おいちゃんたち指標)』。
いい店を(偶然)見つけた。
とても良い、1日だった。
知人は相変わらず『おバカさん(いい意味で)』で、楽しくも、ためになる話しを聞けたし、おいちゃんたちの好みのパン屋も見つけることができた。
気持ち遠いが(距離はなくても、町中は信号が多くて時間がかかる)、またすぐにでも行きたいね。
今度は『ポイントカード』、作らなイカンな。